本日ご紹介するのは、Y・Nさんが書いてくださった詩です。
Nさんにはまず、谷川俊太郎さんの詩を何篇か読んでいただきました。
ご存じの方も多いかと思いますが、谷川俊太郎さんは先日亡くなった日本を代表とする著名な詩人です。
その他、絵本を描かれたり、翻訳や脚本を書かれたりする多彩な方でした。
今回Nさんに読んでいただいた中で、彼女が一番ピンときた詩が『かっぱ』だったということで、Nさんにはその詩を参考にして詩を書いていただきました。
詩の世界は覗き込んでみれば無限に広がる穴のようなもので、言葉がある分だけ自由な表現と解釈が広がっています。
今回、Nさんが書いてくださった詩は、参考にした『かっぱ』という詩に倣って簡単な連があり、アクセントや言葉の音の重なりで遊ぶ楽しげな詩でした。
選ばれている言葉も語感が可愛らしいものもあれば、しっかりと辞書を引き選び出したものもあり、非常にバランスよく言葉選びが出来ていると感じました。
詩の解説文も、しっかりと谷川俊太郎さんの工夫したポイントを踏まえたうえで説明できていたので、とてもよかったと感じています。
それでは、Y・Nさんの詩『あたふたふたりで』をお楽しみください。
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『あたふたふたりで』
小6 Y・N
オレンジをレンジであっためたら
ぐちゃぐちゃになった
ポスターにスターを描いたら
はなやかになった
こまげたをまげたら
はけなくなった
あたふたとふたりで帰ってたら
夕日が見えた
*
解説
私は、谷川俊太郎さんの「かっぱ」を参考にこの詩をつくりました。
参考にしたポイントは、詩のリズムと言葉の音の重なりです。
一連ごとにアクセントを入れ、「オレンジ」と「レンジ」、「こまげた」と「まげたら」のように違う言葉でも同じ音になるようにしました。
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