本日ご紹介するのは、考える課題『「叱る子育て」と「叱らない子育て」、どちらがいいか?』です。
この課題は、Nさんとナショナル・ジオグラフィックのとある記事を読んでいる時に生まれました。
その記事では6種類の子育てスタイルが紹介されていましたが、今回は大きく「叱る子育て」と「叱らない子育て」に焦点を当てて考えていきました。
子育てをする側の大人が子どもに接していくにあたって、どのような子育てスタイルが適しているかを考える機会は多々あると思いますが、育てられる側の子どもがどのように考えているのかは案外わからないものです。
今回は子育てされている側代表のNさんが、客観的に両者の子育てスタイルについて比較し、その良し悪しを考えてくださいました。
具体例を考えること、それを元に比較し意見を述べることをポイントとして重点を置きました。
みなさんも、Nさんと一緒に子育てスタイルについて考え、子どもがどう感じているのかを感じてみてはいかがでしょうか。
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「叱る子育て」と「叱らない子育て」はどちらがいい?
小6 Y・Nさん
皆さんは、「叱る子育て」と「叱らない子育て」、どちらが良いと思いますか。
子どもにとって良い子育てと判断する基準はさまざまですが、それぞれに長所・短所があります。詳しく見てみましょう。
「叱る子育て」は、子どもが何か好ましくない行動をとった時にはしっかりと𠮟るべきだという考えに基づく子育てスタイルです。
例えば、子どもがテストであまりよくない点数をとったり、夜更かししていたり、親を心配させたりした時に叱ります。
長所は、子どもに「あれはしてはいけない」と理解させられるところ、短所は子どもにストレスをあたえてしまうかもしれないところです。
「叱らない子育て」は、子どもの視点から物事を見、子どもに温かく寄り添う子育てスタイルで、近年増えています。
例えば、子どもがゲームばかりしていた時、ゲーム機をぼっ収するのではなく、子どもも親も納得できるルールをつくります。
子どもの自由を尊重するため、自ら考え行動する力をつけ、子どもを傷つけないのが長所です。
ただ、自由にさせるあまり、子どもは悪い事をしている自覚が持てなくなるかもしれません。
これらをふまえ、私は「叱らない子育て」の方が良いのかなと思いました。
なぜなら、私は少し叱られただけでも落ち込むからです。
ひどく落ち込めば反省するだけでなく、心の傷になってしまうかもしれません。
とはいえ、一番大切なのは、子どもに合った子育てスタイルを選ぶことだと私は思います。
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